Mリーグとは?
プロ雀士がチームを組み、企業とプロ契約を結んで戦う麻雀のプロリーグです。2018年に始まり、2026-27シーズンで9年目を迎えました。
Mリーグとは
Mリーグは、一般社団法人Mリーグ機構が運営するプロ麻雀リーグです。2018年7月に発足しました。チェアマンはサイバーエージェントの藤田晋さん、最高顧問はJリーグの初代チェアマンでもある川淵三郎さんです。
麻雀はもともと1人で戦う競技ですが、Mリーグでは各チームが4人の選手を抱え、ユニフォームを着てチームの勝利を目指します。1試合ごとに各チームから1人が出場し、4チームの代表が卓を囲みます。試合の成績はチームのポイントになり、シーズンを通した合計で順位を争います。
理念
Mリーグ機構は、次のような目標を掲げています(公式の「使命・理念」を要約)。
- 頭脳スポーツとして広める麻雀を、頭を使って競う高度なスポーツとして世の中に認めてもらう。
- イメージを変える賭け事のイメージをなくすため、選手に違法な賭博とは一切関わらないことを求める。
- 世代をつなぐ年齢を問わず楽しめる競技として、世代を超えた交流と社会の発展に役立てる。
- 世界へ海外との交流を進め、将来のオリンピック種目入りも目指す。
チームと選手
2026-27シーズンは10チーム・40人。各チームは4人の選手と契約しています。2019-20シーズンからは、男女混成でチームを組むことが求められています。
| 加盟 | チーム |
|---|---|
| 2018-19 | |
| 2019-20 | |
| 2023-24 | |
| 2025-26 |
ドラフト会議
新しい選手は、毎年夏前に開かれるドラフト会議で決まります。指名できるのは、Mリーグに参加している5つのプロ団体(日本プロ麻雀連盟・日本プロ麻雀協会・最高位戦日本プロ麻雀協会・麻将連合・RMU)に所属するプロです。指名は前のシーズンの順位が下のチームから1人ずつで、同じ選手を2チームが指名することはありません。新しく加盟したチームは、最初に4人をまとめて指名します。
選手一覧・チーム一覧で、全選手のプロフィールと成績を見られます。
シーズンの流れ
1シーズンは、レギュラーシーズン・セミファイナル・ファイナルの3つのステージで戦います。
- STAGE 1レギュラーシーズン10チーム × 各120試合全10チームが戦う。期間は9月〜翌3月
- STAGE 2セミファイナル6チーム × 各20試合レギュラーの上位6チーム。ポイントは半分を持ち越し
- STAGE 3ファイナル4チーム × 各16試合セミファイナルの上位4チーム。ポイントは半分を持ち越し
ポイントは半分を持ち越す
セミファイナルとファイナルは、前のステージの最終ポイントの半分を持って始まります。たとえば2025-26シーズンに優勝したEX風林火山は、セミファイナルを+446.6ptで終え、ファイナルは+223.3ptから始めて、+268.8ptで優勝しました。マイナスのときも半分になるので、下位のチームにとっては借金が軽くなる仕組みです。
ファイナルの最終戦は、チームのポイントが少ない順に東・南・西・北に座ります。
これまでのシーズン
| シーズン | チーム数 | レギュラー | セミ | ファイナル | 優勝 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018-19 | 7 | 80 | - | 24 | |
| 2019-20 | 8 | 90 | 16 | 12 | |
| 2020-21 | 8 | 90 | 16 | 12 | |
| 2021-22 | 8 | 90 | 16 | 12 | |
| 2022-23 | 8 | 94 | 20 | 16 | |
| 2023-24 | 9 | 96 | 20 | 16 | |
| 2024-25 | 9 | 96 | 20 | 16 | |
| 2025-26 | 10 | 120 | 20 | 16 |
※試合数は1チームあたり。セミファイナルは2019-20シーズンから
対局ルール
基本は一般的なリーチ麻雀(一発・裏ドラ・赤ドラあり)です。途中流局がないことと、トビがないことが大きな特徴です。
| 試合の形 | 東南戦(半荘)。1,000点=1pt |
|---|---|
| 持ち点 | 25,000点持ちの30,000点返し |
| 順位点 | 1着+50 / 2着+10 / 3着▲10 / 4着▲30(ウマとオカを合わせた値) |
| 赤ドラ | 5萬・5筒・5索に1枚ずつ(計3枚) |
| ドラ | 一発・裏ドラ・カンドラ・カン裏すべてあり。カンドラはすぐにめくる |
| 喰いタン | あり |
| 途中流局 | なし(九種九牌・四風連打・四家立直・四開槓・三家和はどれも採用しない) |
| 同時ロン | 頭ハネ(ダブロンなし)。放銃した人の下家が優先 |
| トビ | なし。持ち点がマイナスになっても南4局まで続ける |
| 西入・延長 | なし |
| 連荘 | 親がアガるか、流局時にテンパイなら連荘 |
| 流局時の供託 | 南4局が流局で終わったときのリーチ棒は、トップの人がもらう |
| 点数 | 切り上げ満貫あり。数え役満なし(役満以外は三倍満まで)。役満の複合はあり |
| 責任払い(包) | 大三元・大四喜・四槓子 |
| 同点 | 順位点を分け合う |
| チョンボ | 個人のポイントから▲20pt(故意なら3倍)。その局はやり直し |
ポイントの計算は対局ポイント計算ツールで試せます。麻雀そのもののルールはルールの基本から。
入れ替え規定
シーズンが終わった時点で、2シーズン続けて同じ選手構成で、2シーズン続けてセミファイナルに進めなかったチームは、次のシーズンに最低1人の選手を入れ替えなければなりません。契約が終わった選手は、次のシーズンにそのチームと再び契約することはできません。
今の「セミファイナルに進めなかった」という条件は、9チームになった2023-24シーズンからのものです。
2025-26シーズンにセミファイナルに進めず、今シーズンも同じ4人で戦っているチーム。今シーズンもセミファイナルに進めないと、規定の対象になります
今シーズンの順位表賞金とタイトル
2026-27シーズンの賞金です。個人賞はレギュラーシーズンの成績で決まります。
| ファイナル 1位(優勝) | 7,000万円 |
|---|---|
| ファイナル 2位 | 2,000万円 |
| ファイナル 3位 | 1,000万円 |
| ファイナル 4位 | 500万円 |
| レギュラーシーズン 1位 | 300万円 |
| 個人スコア賞(MVP) | 200万円 |
| 最高スコア賞 | 100万円 |
| 4着回避率賞 | 100万円 |
| 最多トップ賞 | 100万円 |
個人タイトルの今シーズンの途中経過と、歴代の受賞者は歴代タイトルにまとめています。
見るには
Mリーグは、ABEMAの麻雀チャンネルで全試合が生配信されています。生配信は無料で、登録しなくても見られます。
試合を見ながら、試合結果や選手のデータを開くと、もっと楽しめます。用語は用語集、初めての人は麻雀入門から。
よくある質問
Mリーグとは何ですか?
プロ雀士がチームを組んで戦う、麻雀のプロリーグです。2018年に始まり、2026-27シーズンは10チーム・40人が参加しています。
Mリーグはどこで見られますか?
ABEMAで全試合が生配信されています。生配信は無料で見られます。
Mリーグの優勝賞金はいくらですか?
2026-27シーズンの優勝賞金は7,000万円です。
Mリーグのルールは普通の麻雀と何が違いますか?
一発・裏ドラ・赤ドラありの一般的なルールですが、途中流局がなく、持ち点がマイナスになっても南4局まで続ける(トビなし)のが特徴です。
Mリーグの入れ替え規定とは何ですか?
2シーズン続けて同じ選手構成でセミファイナルに進めなかったチームは、翌シーズンに最低1人の選手を入れ替えなければならない、という決まりです。
出典
- Mリーグ公式「Mリーグについて」(ルール)
- Mリーグ公式「Mリーグの使命・理念」
- 2026-27シーズンの大会概要(賞金・入れ替え規定)
- 2026-27シーズンの開幕と日程
- 2026ドラフト会議の方式
- 9チーム化と入れ替え規定の変更(2023年)
※2026年10月8日時点の公式発表をもとにまとめています。ルールや規定は変わることがあるので、最新の情報は公式サイトでご確認ください